こだわりを
2015年3月7日(日)
U-12卒業記念ジュニアカップ@ミズノフットサルプラザ所沢
この日、6年生10名を連れて卒業記念大会へ参加してきました。
「連れて」といっても、今回は引率はなしで!!
というのも、前々から取り組みたい、任せたいと思っていた、大人の力を借りずに自分たちで現地へ向かうこと。
今回は保護者の方々のご理解とご協力があり、その取り組みを実践することができました。
目的としては、中学生になると自分たちで電車を使って移動する機会が増えるので、今の段階でその経験をしておくことが一つ目で。
実はもう一つありまして。
それは、試合に対する姿勢、取り組み方に何か変化があるか?というところです。
普段は、電車を使って引率をして「もらえる」、チームでも車で試合会場まで送って「もらえる」ことが当たり前かと思います。
では、この「もらえる」コトが無くなった時、何に、どのような変化があるのか?ということでした。
はたして、変化はあったのでしょうか?
それは、選手たち自分自身にしか分からないことだと思うので、自分(早見)の中には答えが出ていません。
ただ、選手たち自身が何かを考える、感じるキッカケになれば良かったなと。
というわけで、移動は彼らに任せて、自分は一足先に会場へ。
そして、最寄り駅の改札で待っていることに。
で、いざ待っていると、30分以上待っていてもまったく来る気配がなく。
自分、内心かなりソワソワしてました。(必死に隠しましたが)
この時の待っている自分の気持ちといったら、もうなんとも言えません。笑
そんな自分のソワソワ、モヤモヤしている気持ちを無視するかのように、改札へ来た彼らは・・・。
華麗におれをスルー。笑
もう、会場に現地集合でも良かったね。笑
やっぱり、任せばできるんだなーと。
で、みんなで会場入り。
本来ならば、2チームエントリーでの参加でしたが、運営側のミスで1チームエントリーとなってしまいました。(エントリー用紙も2チーム分提出して、参加費用も支払い済みでした(T . T)泣)
その代わりに、大会終了後コートを使わせていただくことにm(_ _)m
大会の結果はというと、16チーム中ベスト8。
予選は1位抜けしましたが、順位決定戦1試合目で負けてしまいました。
ほとんどの失点シーンは、「狙ったところにパスが出せない」「自分の意図するようにボールが止められない」など、技術のミスからくるものがほとんどでした。
ただ、内容的はユーモアあり、激しさはありと、見ていて楽しいものでした。
欲を言えば、もっと試合を見たかったですね。
一番悔しいのは選手たちだと思いますが。
やたら綺麗な荷物(気が付いたら整えていた)
もっと気にしよう、自分のコト。
空き時間に遊ぶ図(できないことができるように練習もしていた!)
大会後に紅白戦!(ほんとに大会後かよ!ってぐらいバチバチ。)
話は変わりまして。
現6年生の代から、フットサルの大会へ年数回参加しました。この取り組みは、次の代でもぜひやっていきたいなと思っています。
というのも。
フットサルは、一つのプレーがゲーム展開に大きな影響を及ぼします。
技術的な、「ちょっとしたミス」が失点に繋がること。
ゲームに関わるために、情報を取って頭で準備をしておくこと。
実は、「ちょっとしたミス」は「ちょっとしないミス」なんだということ、つまり、自分のプレーはたくさんのことに繋がっているんだということ。
そこを選手自身が感じて、もっともっと自分のプレーに対して「こだわり」を持つことができれば、選手として成長していけるはず。
そんなことを、この1年間彼らを近くで見ていて感じました。
なので、来年度はこのような機会をもっと作っていきます。
現6年生は卒業まであとわずかとなりました。
大会参加はこれで最後となりましたが、スクール活動はまだまだあります。というわけで、グランドでお会いできるのを楽しみにしています。
保護者の皆さま、試合をしていただいたチーム、選手たち、審判の方々、運営の方々、ありがとうございました。
GANADOR 早見