FC GANADOR 吉川

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#クラブ活動報告_3

こんにちは。早見です。

世間ではワールドカップ開催で大盛り上がりですね。

 

さて、クラブの報告としては新人戦が無事に終わりました。

残念ながら予選敗退となりましたが、非常にいい経験となりました。

 

初めての公式戦ということもあり、メンバーチェックの段階で緊張した様子で綺麗に並んでいた子どもたちは少し微笑ましかったです。

ゲームが始まれば、一つ上の学年の対戦相手に果敢に挑んでいきました。

ひと回り体格の大きい相手に対して、技術的に打開できる手段をもっと身につけていかないといけないし、ボールがない時の駆け引きをもっとしていかないといい状況は生まれないし、プレーさせてもらえない・・。身体の使い方も相手が上手でしたね。

それらをこの時期に経験できたのは大きかったかと。

ここからたくさんのことを学んで、成長した姿でまた来年挑戦していきましょう。

たくさんの応援、対戦チーム、設営をしてくださったみなさま。本当にありがとうございました。

 

新人戦のような大きな公式戦に関しては、「クラブ全体で闘う」という意味である程度メンバー選考して挑みます。出場時間も均等・・というわけにはいきません。

日常での様子や、監督と選手の間柄の信頼関係、選手同士の信頼関係など。クラブとしてのベストな状態をぶつけていく為の考えるポイントはたくさんあります。この辺りの選考については、監督に一任して頂けたらと思います。

監督が「グランド」で選手たちといちばん長い時間を過ごし、子どもたちの様々な面をたくさん見ています。ですので、信頼して任せて頂けたらと思います。よろしくお願いいたします。

 

 

今回のような上のカテゴリーの公式戦ではある程度選考して挑みましたが、当クラブでは、普段はいわゆる「AB分け」のようなことはしません。

試合のスケジュールやメンバーをみると、一見「AチームやBチームを作っているのかな・・」と思われるかと思います。ですが、こちらから「Aチーム」や「Bチーム」といったワードを使ったことはありませんし、そのような認識で動いていません。

 

子どもたちは成長の速度が違えば、「いまその子どもに必要なこと」も大きく異なります。

そこをしっかり見極めながら、一人ひとりのプレー時間を確保すると同時に、メンバー編成や試合組みを行なっています。決して、〇〇に選ばれたからいい、〇〇に選ばれたからダメなんだ、ということは一切ないです。

「いま少し自信をなくしているから、そこまで心理的に負荷のかからないような状況下でプレーさせよう。」

「いま急成長しているから、すこし難しいような状況下でプレーさせよう。」

「いま取り組んできている、技術的な課題が練習でよくできているから成功体験をたくさん積めるようなポジションでプレーさせよう。」

などなど。このようなことを考えながら試合組みやメンバー編成を行なっています。

 

ちなみに、自分自身もプレーヤーとしての経験があるのでわかりますが・・

自分が何もしなくても試合が進み、そして試合が終わってしまうことはある種の虚しさが残ります。

もちろん、人によってサッカーに見出す「たのしさ」はそれぞれです。

ただ、子どもたちには自分自身がしっかりプレーして活躍し、ゲームを動かしていくたのしさを一人ひとりに感じて欲しい。という思いがあります。あくまでクラブ側が示す、サッカーのたのしさのひとつです。

 

話が逸れましたが・・・

保護者のみなさんには、子どもたちがどこでだれとプレーをしていても、温かく見守っていただけたらクラブとしてはうれしいです。

引き続き、よろしくお願いいたします。